レンタカーを借りる際に、NOCという言葉を聞いたことはありますか?
近年では、ちょっとした買い物から旅行に至るまで、さまざまなシーンでレンタカーを利用する方が増えています。そんな中で、NOCについてのトラブルも少なからず起きているといいます。
レンタカーを借りて楽しいレジャーに出かけ、返却の際にトラブルに巻き込まれてしまってはせっかくの気分も台無しになってしまいます。
- NOCとはどんなもの?
- NOCによるトラブルとは?
そこで本記事では、上記の通りレンタカーを借る際に知っておいた方がいいNOCについて詳しく解説していきます。
実際にレンタカー会社を運営してきた知見をもとに、各社の対応などを徹底比較しました。レンタカー会社独自の目線で各社の特徴や強みを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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引用元:カルノリレンタカー公式HP
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店舗一覧 |
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営業時間 | 10:00~19:00 ※一部店舗によって異なる |
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レンタカーのNOCとはどんなもの?
レンタカーを借りる際には、基本料金や補償制度の説明と共に、必ずといっていいほどNOCについての説明もされます。しかし、中にはNOCについて詳細まできちんと理解できていない人も多いのではないでしょうか?
では、レンタカーのNOCとは、どんなものなのでしょうか?ここでは、NOCについて解説していきます。
NOCとは
NOCとは「ノンオペレーションチャージ」の略称で、別名「休業休車補償料」とも呼ばれます。
レンタカーとして貸し出した車が、利用者の不注意によって事故に遭ったり、故障や車内の汚れなどで修理や清掃が必要となることがあります。この時に発生する営業補償料のことを、NOCと呼びます。
修理や清掃が必要となった車両は、その間レンタカーとして貸し出すことができず営業に支障が出ます。その際、お客様から支払われたNOCによって補填されることになります。
NOCの金額相場
では、NOCが適用された場合に支払う金額はいくらくらいなのでしょうか?
以下の4社を例に、NOCの金額相場をご紹介します。
- カルノリレンタカー
- トヨタレンタカー
- タイムズレンタカー
- オリックスレンタカー
レンタカー会社 | 自走で店舗に返却できた場合 | 自走で店舗に返却できなかった場合 |
カルノリレンタカー | 30,000円 | 50,000円 |
トヨタレンタカー | 20,000円 | 50,000円 |
タイムズレンタカー | 20,000~50,000円 | 50,000~100,000円 |
オリックスレンタカー | 20,000円 | 50,000円 |
※料金は全て税込み表記
上記の通り、レンタカー会社ごとにNOCの金額が設定されています。
大きなポイントは、レンタカーを借りた店舗まで自走で車を返却できたかどうかによって金額が変わることです。
事故に遭った場合などは自走での返却が難しいため、レッカーなどで運搬することになります。この場合のレッカー代は、別途請求される場合と基本補償に含まれるため請求されない場合がありますので、事前に確認しておきましょう。
レンタカーの補償制度とは
大手のレンタカー会社では、ほとんどの場合レンタカーの利用料金に基本的な保険が含まれています。
これは、レンタカーの借主が事故に遭ったときなどに車の修繕にかかる費用を補償するもので、免責金を支払うことで各社が定める規定補償内の保険や補償を受けることができます。
ここからは、基本補償・免責補償、それぞれについて詳しく解説していきます。また、保険や補償制度が適用されないケースについても併せて解説します。
1.基本補償
レンタカー料金に含まれる基本の保険・補償が基本補償です。含まれる補償の内容は以下の通りです。
補償内容 | 補償例 | |
対人補償 | 相手の死亡やケガ、後遺障害による損害賠償を補償 | 1名につき無制限 |
対物補償 | 相手のものを壊してしまった場合の損害賠償を補償 | 1事故につき無制限(免責額5万円) |
車両補償 | 事故によって車両に生じた損害の補償 | 1事故につき車両時価まで(免責額5万円・大型車の場合は10万円) |
人身傷害補償 | 運転者や同乗者の死亡やケガなどの損害額を補償 | 1名につき3,000万円まで |
※料金は全て税込み表記
対物補償や車両補償には免責金額が設定されています。例えば、免責金額が5万円に設定されている場合、修理費用などが5万円以内に収まる場合には自己負担となります。5万円以上の場合は免責金額の5万円だけを自己負担し、残りは補償されるというしくみです。
補償例の金額に関しては、レンタカー会社によって設定されていますので、会社ごとの補償額を確認しておきましょう。
2.免責補償
次に、免責補償について解説していきます。
前述したように、レンタカーの利用料金には基本の補償が含まれており、対物補償と車両補償には免責金額が設定されています。免責金額は本来、被保険者であるレンタカーの借主が負担する金額ですが、それを免除する制度が免責補償です。
基本的に1,000~1,500円程度で付帯することができますので、万が一のために加入しておくと安心です。
免責補償の加入は、基本的には任意です。加入しない場合には、免責金額は自己負担となります。また、免責補償に加入してもNOCは免除されないので注意が必要です。
【注意!】保険や補償制度が適用されないケースも
基本補償や免責補償に加入していても保険や補償制度が適用されないケースもあります。
- 事故の連絡を警察に届け出なかった
- 契約者及び運転者以外の方が事故を起こした
- 無免許運転による事故
- 酒気帯び運転による事故
- 貸渡期間を無断で延長したうえでの事故
- 氏名・年齢・住所などを偽ったうえで起こした事故
- その他、貸渡約款に違反している場合(例:施錠せずに駐車していて盗難に遭った場合など)
以上のような場合には、保険や補償制度が適用されません。
その他にも、タイヤのパンクやホイールキャップの紛失破損など、自己負担となるケースがありますので、レンタカーを借りる際は貸渡約款をしっかりと確認しておきましょう。
NOCの支払い義務が生じるケース3選
NOCの支払い義務が生じるケースにはどのようなものがあるのでしょうか?ここからは、ケースごとに詳しく解説していきます。
ケース1.事故や盗難に遭った場合
レンタカーを利用中に事故や盗難に遭うと、レンタカー会社は修理や清掃を行うことになり、その期間は車両を営業に出せない状態になります。その営業補償として、NOCの支払い義務が生じます。
このケースでは、当て逃げなどのもらい事故だったとしても、負担の必要があります。自分に非がない場合でも、車両が休車状態になってしまうことには変わりないので、その間の営業補償が発生するのです。
この際、注意が必要なのはもらい事故であっても警察に届けることです。事故証明があれば、基本補償は受けられますので、自己負担を抑えることができます。
ケース2.車に修理が必要な傷や故障があった場合
レンタカーを返却する際に傷や故障などがある場合、基本補償に入っていればある程度は補償されます。
しかし、レンタカー会社が貸し出しできない状態と判断した場合、修理やメンテナンスが行われる間は休車状態となります。その場合、NOCの支払い義務が生じます。
具体的な例としては以下のようなケースがあげられます。
- 走行中に飛び石が当たり、ガラスに傷がついた
- ミラーをぶつけて破損してしまった
- エンジンから異音がする
上記のようなケースでは、修理のために車両が営業に出せない期間が発生するため、営業補償としてNOCが請求されます。
ケース3.喫煙やペット臭などの臭いが染み付いてしまった場合
禁煙車両での無断喫煙や、申告無しにペットを同乗させた場合、タバコの臭いや灰、ペットの毛などを取り除くための清掃や修繕が必要となります。
たとえ喫煙可能な車両であっても、シートにタバコの焦げ跡などがついた場合には修繕が必要なためNOCの支払い対象となります。
近年、多くのレンタカー会社では全車禁煙車両にするなど喫煙が禁止されているケースがほとんどです。ペットに関しても同じで、喫煙車やペット同乗可能な車両を提供しているレンタカー会社は多くありません。
希望する場合は、喫煙者やペットOKの車両を貸し出すレンタカー会社を利用しましょう。
ペットや喫煙について詳しくは、「【知らないと損】レンタカーにペットは同乗できる?同乗可能な会社や注意点も」「【喫煙者必見】レンタカーで喫煙車を借りるには?喫煙に対する現状や罰則などご紹介」で解説しています。
レンタカーのNOCに関するよくある質問
ここでは、レンタカーのNOCに関するよくある質問をいくつかピックアップしてご紹介します。
Q1.NOCを免除する免責補償がついた保険はある?
基本補償では補償されないNOCですが、レンタカー会社によってはNOCを免除するプランが用意されています。
NOCが免除されるプランが数百円から付けられるものや、免責補償とのセットプランが用意されているレンタカー会社もあります。万が一の時に自己負担をおさえられますので、不安な方は加入すると良いでしょう。
レンタカーの保険や補償について気になるという方は、「レンタカーで保険に入るべき?入るべき理由と注意点・実際の料金を解説」もご覧ください。
Q2.NOCを払わないとどうなる?
NOCは、レンタカーとして貸し出すことができない状態にある車両の営業補償です。
この営業補償の支払いを拒否することは契約違反にあたるため、場合によっては裁判などに発展する可能性もあります。
Q3.他車運転特約はNOCに適用可能?
他車運転特約とは、自分の車以外の車を運転しているときに事故を起こしてしまった際、自分の車にかけてある保険を使って補償を受ける制度のことをいいます。
この他車運転特約は、条件はありますがレンタカーにも適用可能です。レンタカーで事故を起こしてしまった際に、レンタカーの補償では足りない部分をまかなうのに利用できます。
しかし、この場合でも休車状態にある車両の営業補償の意味合いを持つNOCは適用されません。
レンタカーのNOCについて理解して利用しよう!
この記事では、レンタカーのNOCについて詳しく解説してきました。
レンタカーを借りる際には、保険や補償などと併せて、NOCについてもしっかり理解しておくことが大切です。
安全運転や貸渡約款の遵守に気を付けながら、楽しくレンタカーを利用しましょう。
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引用元:カルノリレンタカー公式HP
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- 平成元年生まれ、3児の父。児童施設出身の起業家です。引っ越し業に携わる中、母子家庭や非正規雇用者を大好きな車で支援したいと考え、中古車販売店を開業したのち、レンタカー事業「カルノリレンタカー」を始めました。中古車販売事業とレンタカー事業を運営する知見から、車に関する有益な情報をより多くの人に伝えたいという想いのもと記事を執筆します。社会貢献活動にも力を入れていきます。